2013年1月27日日曜日

リリアとトレイズI そして二人は旅行に行った<上>

��あらすじ(公式)~

軍人の母・アリソンと2人で暮らす15歳の少女リリア。
そこに、夏休みを利用して幼なじみの男の子・トレイズが遊びにやって来た。
トレイズに素っ気無く接するリリアだが、突然の訓練により家を空けることになった母・アリソンの勧めもあり、二人で旅行に出かけることにした。
しかし二人はその旅行で大変な経験をすることになる……。
『キノの旅』のコンビが贈る、胸躍るアドベンチャー・ストーリー登場!


ぶっちゃけ一番最初の章がアリソンIII上・下に入ってたのと同じ内容なんでそこはかとなく損した気分になったのは目をつぶっておきます(笑)。

で、読んで思ったんですがアリソンシリーズと比べると主人公二人の能力的な個性の違いがちょっと小さいかなと。キャラが薄いというか。同じキャラが二人いるみたいなもんで。ちょっと比べてみると。

リリア→飛行機の操縦、ベゼル語が得意。

トレイズ→飛行機の操縦、ベゼル語、射撃が得意。

うわ普通にたいして変わらねえ。射撃が出来るだけトレイズの方がちょっとハイスペックかな。では前作のアリソンとヴィルを比べると。

アリソン→飛行機の操縦、ベゼル語が得意。運動神経抜群。

ヴィル→ベゼル語、射撃が得意。頭脳明晰、一度覚えたことは忘れない。

お、けっこう違いますね。頭脳労働担当のヴィルと運動面担当のアリソンって感じで。このぐらいの違いがリリアとトレイズにも欲しかったかな。

ま、性格面では強くたくましいリリアとその尻に敷かれるトレイズという書き分けがしっかり為されてるわけですけど。トレイズ可哀想だ・・・ww

個人的には主人公達の行動よりもアリソンとトラヴァス少佐の暗躍(若干語弊ありと言えないこともない)の方が気になりますね。特にスー・ベー・イル軍情報部のトラヴァス少佐サイドとか。でもアリソンも協力できると言うことはこの件自体にロクシェも一枚噛んでいるのか・・・?

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