2013年1月27日日曜日

灼眼のシャナ10

��あらすじ(公式)~

16世紀初頭。神聖ローマ帝国でひとつの大きな戦があった。
それは決して史書に表れることのない、“紅世の徒”とフレイムヘイズによる、秘された死闘……。
その中心には、紅蓮のきらめきを瞳に宿す女がいた。
女は“炎髪灼眼の討ち手”と呼ばれ、燃えるような紅い髪を持つフレイムへイズだった……。
彼女は何のために、誰のために戦い続けるのか!?
先代“炎髪灼眼の討ち手”の活躍を描いた、待望の第10巻!
巻末には、いとうのいぢによる大ボリュームのラフスケッチ集も収録!!


まず一言言わせてください。MKM(マティルダさん格好いいよマティルダさん)同盟作りましょ(爆)!

今回の巻はあらすじを読めば分かる通り「天破壌砕」を使って亡くなった先代・「炎髪灼眼の討ち手」、マティルダ・サントメールの戦いを描いたものです。5巻とセットで読むと更に楽しめます。

とはいっても彼女がフレイムヘイズをしていたのは数百年の間にもなるそうなので(爆)描かれるのは本当に最後の戦い、ミサゴ祭の際にマージョリー姐さんがアラストールに言っていた「大戦」での戦いです。

というわけで今回はマティルダさんと貴婦人姿のヴィルヘルミナの活躍が見られます。12巻あたりの戦いではなんだか微妙な強さだったヴィル様がどういうわけか最強モードに入ってます(笑)。なんかこのシリーズはちょっとした条件ですぐ強くなったり弱くなったりするからこのキャラとこのキャラ、どっちが強い?といいきれない部分が大きいんですよね。
あ、カムシンは抜きね。あれは問題外な強さだし。

いやー、今回の巻はイイですね。まさかマティルダさんがここまで魅力的なキャラだとは思いませんでしたよ。アラストールとの愛も素敵に熱いですし。

特に最後の最後、天破壌砕あたりは涙無しでは語れないって感じですよ。自分はこういうので泣きにくいタチなので(しにがみのバラッド。とか読んでも泣かない)泣きませんでしたけど(爆)。あー、こういう時泣ける人がうらやましいです。

マティルダさん主人公の話、今後も是非読んでみたいですね。例えばヴィルヘルミナとの出会いとかフレイムヘイズになったときの話とか。

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