2013年1月27日日曜日

ぼくと魔女式アポカリプス

ぶっちゃけた話、気まぐれで買った作品でしたが、意外にも当たりでした。

ちなみにその買うまでの過程を説明すると。
「お、『狼と香辛料』みっけ~。ラッキー」→「あ、なんか隣に別のもあるな」→「(機嫌がよかったので)こっちも買っちゃえ~」
って感じです(ぉ

ではいきます。

��あらすじ(公式)~

これは、ぼくと彼女の前に突然現れた、ひとつの大きな 「連鎖」 の話だ。
少女の告白という何の変哲もない 「普通」 から生まれる、無意味な 「特別」 の連鎖――。
滅びた魔術種たち。 種の復活を賭けて行われる、人間を代役とした争い。

それらの存在を知ったぼくの横で、魔女種族の代替魔術師となった彼女は戦う。
そして戦うために行い続ける。
哀しい微笑で、哀しい自傷を。
「普通」 と 「特別」 が混濁し、ぼくたちの眼前に残ったのは、ただ無慈悲な――。

第10回 電撃ゲーム小説大賞<選考委員奨励賞>受賞者が贈る学園バトルファンタジー!

うん、面白かったです。続編へと続く感じなのでシリーズで買おうかなと考えた作品。ただ、ちょっと状況とか専門用語を理解するまでに時間がかかったかなと。「代替魔術師」とか「原初魔術師」とか。いまいち説明に丁寧さが足りないんですよね。

まあなんか人外の者たちはお世辞にも人格者とは言えないのばっかですし(笑)。そうなってしまうのも当然といえば当然なんですが。ただそれでも世話好きの人格者的キャラは出てきてもよかったような気がします。

主人公といろいろな人の掛け合いとかヒロインの妄想とかそれを察した主人公の冷たい反応とかは面白いですね。

ただ戦いはけっこう残酷ですね。まあヒロインが「代償の魔術師」というだけあって自傷をしないと魔法が出せないってせいが大きいですが。

さて、ここからどうこのシリーズは展開していくんでしょうかね。

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