2013年10月31日木曜日

[ラブライブ!]μ's楽曲のハイレゾ音源を購入しました。

ランティスのアニソン・ハイレゾ配信がe-onkyoでスタート。「ラブライブ!」は単曲400円。配信ページでPV鑑賞も - AV Watch - http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20131030_621513.html

という記事を見てから気になっていたのですが、ついに今日配信開始ということで早速購入しました。

ハイレゾ音源については
ハイレゾ音源を楽しもう:CDを超える高音質! 192kHz/24bitの“ハイレゾ音源”を再生! - ビックカメラ.com - http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/audio/high_reso/index.jsp
ここがわかりやすいので何ぞやという方はこちらを参照していただければ。

なお、自分の再生環境は

・再生ソフト:iTunes
・ハードウェア構成:MacBook Pro→Audinst HUD-miniBose QC3

です。
また、今回の比較対象はベストアルバム(この時点でシングルよりは音が良くなっています、両方お持ちの方は是非ご確認ください)からAppleロスレスでリッピングした音源です。

さて、肝心の感想ですが、ハイレゾとしてはそうサンプリング周波数が高い方ではない96kHz/24bitとはいえやはり音が違いますね。
特に、

・楽器(正確には打ち込みですが便宜上楽器と呼称します)と歌声の分離
・楽器同士の音の分離
・楽器の聞こえてくる位置
・メンバー同士の声の分離

に良さが現れているように感じました。前者はWonderful Rush後半のラップ後くらいが結構顕著でした。
後者について特にそれが顕著なのはスノハレのギターとそれ以外の楽器ですね。開始32秒あたりのところのギターのリフとか今まで存在自体気づいてなかったぞ…?
楽器自体の音ではスノハレのピアノ音、愛してるばんざーいのクラップ(手拍子)音が明らかに良くなっているように感じました。

曲単位では
・愛してるばんざーい
・友情ノーチェンジ
・Snow halation
が特にハイレゾ化の恩恵を受けたと思います。特に友情ノーチェンジは「おお!めっちゃ良くなってるぞ!?」と感じた度合いが一番大きかったですね。

もちろん打ち込みなので生音のクラシック等と比べると良くなっている度合いは少ないのでしょうが、それにしてもこれだけ良くなってれば十分買う価値があると思いました 。

もしハイレゾ音源の再生環境があって(ここが一番重要です)、より良い音で楽しみたい、ということならば買うのは十分アリだと思います。個人的には救いの純度がより高まったと感じられました。
…もちろんそれなりに環境は必要ですし試聴で確かめてからにした方がいいとは思いますが。

 はい、今回の結論はつまりこういうことで。

2013年10月28日月曜日

クレイジーサイコレズという側面から見た「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編/叛逆の物語」

※当然ながらネタバレ全開です!ご注意!!

ということで見てきました、まどマギ劇場版新編。本当は今週金曜日のファーストデイにでも見に行こうかなと思っていたのですが、MBSの劇場版前後編一挙放送を見た勢いと前述のネタバレを恐れなくて済むようになる欲求に耐えきれずつい。こんなことなら深夜の最速上映というお祭りにこそ参加しておくべきだったなあと思うところです。ちょうど前後編もリバイバル上映していましたし、時間的にもその流れでほぼ始発前までぶっ続けいける感じでしたし。

さて、前置きはここまでにして本編の感想を。一言で言うなら

これに尽きます。
確かに見に行った人から「クレイジーサイコレズだった」という声が出ていたり、自分のTwitterのクレイジーサイコレズ検索タブにまどか関連の話題が出ていたりはしてましたが、正直ここまでだとは。
本当はこの記事、「クレイジーサイコレズだって言われてたけどそこまでじゃないじゃんなんでもクレイジーサイコレズって言うの本当によくないよ」って言おうと思っていたのですが、おかげ様で完全に予定が狂いました。
後半最後の方までの魔女化したほむらさんを皆が力を合わせて救おうとするところはウルッとしてたのに(ああいう全員集合ノリ弱いんです)コレだよ!!正直これくらいやってくれるのを待ってたけど!!

この時を待っていた、的なことをほむらさんが言ってニヤリとした瞬間に「遂にやりやがった!!!」と快哉を叫んで爆笑しそうになりましたがそれは流石に堪えましたとも、ええ。

さて、ほむらさんは最近始まった再放送の実況を見ているとクレイジーサイコレズ呼ばわりされているところがあり、正直自分の中ではクレイジーでもサイコでもないやん、 と苦々しく思っていたところがありました。しかし今回の一件で彼女はクレイジーサイコレズの殻すら蹴破ってギャラクシーサイコレズに昇華したと思います。

本編では彼女はレズでしたがクレイジーでもサイコでもなかったわけですから、これはある意味で2階級特進、今回魔法少女→魔女→悪魔へと変貌したシナリオともよく合致しているのではないでしょうか。

見てる途中は「ガン=カタめちゃくちゃ格好いいけどこれ虚淵がやりたかっただけやろ」とか「さやかちゃん本編での不遇が信じられないくらいの大活躍でしたな」とか「想定通り上条さんダメ男でしたね…」とか「なぎさちゃん可愛いでござるブヒイイイイ」とか「杏さや恋人つなぎで萌え死ぬかと思った」とか色々言いたいことはあったはずなのですが正直全てギャラクシーサイコレズの余波で吹き飛ばされたから本当にこわい。

一応話自体は続きを作ろうと思えば作れる流れでしたし、今後もし展開があるのならその先も楽しみでなりません。
私はクレイジーサイコレズがズブズブと取り返しの付かないところに堕ちていって最終的に悲劇的な結末を迎える作品とか大好物なのでもし続編があるならその方向性でぜひ。今回終盤のまどかが記憶を取り戻しかけるところでそういう予兆は十分にありましたし。あの封印絶対長持ちせえへんやろ。

また、続編展開がないにしても今回の盛大な悪堕ちでほむらちゃんのキャラとしての枠が一気に広がったので同人活動も捗る内容ではないでしょうか。どんなにギャラクシーでサイコなことやらせてもOKですよ!やったね!!

いやあ、何だかんだ言いつつまどか☆マギカは本当に力のある凄い作品であると改めて感じました。本当に面白かった。見た人とガンガンネタバレトークしたくなりますね。情報量も多かったからまた頭の整理がてらそのうち見に行きましょうかね。