2013年3月20日水曜日

MacBook Pro(Early 2011)をSSD+HDDへと換装してみた。

うちのMBP(Early 2011)がログインしてからログイン項目のソフトが起動し切るまでの時間がストレスだったので一念発起してSSDへと換装しました。なお元々入っていたHDDは光学ドライブを取り外してそこに取り付けましたよ。

とりあえず揃えたブツはこちら。

・SSD

とりあえず価格から見てもこの辺りの容量がバランス取れてるかなと。ミュージックとかピクチャのような容量を食うファイルはHDDの方に入れるのでこちらへ入れるのは基本的にOSとアプリケーションやライブラリ等になります。

・精密ドライバー
 
Macbookをバラすための必需品ですね。HDD交換の場合はトルクスドライバーが必要になるのですが、これを持ってないのでこのセットを購入しました。

・クレードル

使ったので一応書きましたが、まあコレはぶっちゃけ研究室の備品にあったので買ったわけではなかったり。SSDのフォーマットの際に使いました。

・マウンタ
Macbay2を買いました。6000円とかするボッタクリ感ある商品ではありますが、他の安物を使うと突起の場所が合わなくてヤスリで削らなければならなくなる、という話を聞いたのとHDDをセットする場所をケチってトラブったら嫌だ、という理由から必要経費かなと。
実際きっちりハマってくれたのでマウンタの出来については満足してます。

さて、ここからは実際の作業工程の話になります。まず主に参考資料としたページはこちら。

・MacBookProのHDDをSSDに換装して2台構成のドライブとしてMacを使う方法まとめ。 * 気になったネタをまとめて共有するブログ|みうろぐ - http://mu4log.com/blog/macbookpro-ssd-hdd/

・MacBook Pro をメモリ16GB+SSDへ換装 - まちゅダイアリー(2013-01-02) - http://www.machu.jp/diary/20130102.html#p01

これらを参考に実際に行った工程は以下の通りです。

1.SSDをクレードルに突っ込んでMacへ接続、ディスクユーティリティを起動してSSDをMacOS拡張(ジャーナリング)でフォーマット

ここまでは順調だったんです、ここまでは。

2.Optionキーを押しながら再起動してリカバリディスクから起動したら、ディスクユーティリティの「復元」で現在入っているHDDの中身をSSDへ複製

…自分はここでトラブりました。復元がうまく行かず、そのままHDDがマウントされなくなってしまったのです。
何とか再マウントするも、もう一回ディスク修復やらをしてから複製を試すと今度は「無理だからOS再インストールしてからTime Machineで復旧してね(・ω<)テヘペロ」と言い出す始末。
何が悪さしてるのかは結局わかりませんでしたが、多分昔のマシンからずっと引き継いできてるせいだよなあ…クリーンインストール状態からは縁遠いもんなこのマシン…。
と、いうことですっぱり諦めて(当然Time Machineでバックアップは取ってありましたし)ここで予定から作業工程を変更することにしました。

3.SSDへTime Machineからバックアップを復旧

正直コレが一番時間かかりました。まあしゃあない。この後一応SSDから起動できるかも確かめましたよ。

4.電源を切ったらMBP本体を分解してHDDを取り外し,SSDをセット。取り外したHDDはマウンタに入れて光学ドライブのところへ。
 まず分解しただけの状態がこちらです。左下のHDDと左上の光学ドライブを取り外して、それぞれ入れ替えます。外さねばならないネジについては参考文献を参照してください。左上のネジが個人的には難しかったです。
あと光学ドライブ上に通っている配線がうっかり切ると酷いことになるので(当たり前)その辺りも気を遣うところでしょうか。結構必死だったので実際作業中の写真撮ってないェ…。
それぞれ入れ替え終えた状態がこちらです。左上にHDD、左下にSSDが入っているのが分かりますね。これで後は元通り蓋を閉めたらハードウェア的作業は完了です。

5.HDDのMacが入っていた領域を再フォーマットする

ディスクユーティリティで開いてHDDのMac側パーティション(自分の場合Winをデュアルブートしてるので)をフォーマットです。まあこれはさらっと終わります。

6.写真や音楽などの容量を食うファイルをHDDに移し、iTunesやiPhotoの紐付けを変える

自分の場合はDropbox、ミュージック、ムービー、iPhotoライブラリあたりを移動させました。一応これで結構容量も空いたしいいかなと。

と、まあこんな感じの工程を経て完成しました。
さて、実際の効果ですが、ここまで変わるものかと正直感心しました。特にスイッチ入れてからのログイン画面への遷移速度と、起動してからのアプリケーションの起動。HDDってこんなにボトルネックになってたんですね。一度SSDになるともう戻れない、と言われますがコレは確かに戻れないわ…。
なお、OS10.8.3なので一応この構成ならば擬似Fusion Driveもできるはずではありますが今回はその構成は取っていません。あれはぶっちゃけただのRAID0ですし、故障率考えると怖いですから。

さて、一応Macの方はこれで満足したのですが、問題は光学ドライブです。Macbay2には取り外した光学ドライブをUSB接続の外付け光学ドライブにするためのケースが入っていたんですが
なにこのチャチさェ…しかもスロットローディングのくぱぁ部が丸見えェ…。挙句の果てにつないでみたらCDを読み込んでくれないというアレっぷり。不良品なのかなあ、とも思いましたが今更マウンタをPCから取り外すのも面倒ですし、どのみちこの作りでは長く使えそうにないので

…買いました、ええ。まあこれでBDをPCでも見られる=PS3わざわざ起動しなくてもラブライブ!のPVで救いを得られる、ということで必要経費かなと。今まで使ってたドライブはDVDまでしか読めませんしちょうどいいタイミングの機器アップグレードですね。

自分のした作業はこんなところです。ストレージがHDD→SSD+HDDになり、光学ドライブがDVD→BDになったということで結構なグレードアップした気になりますね。SSDは本当に捗るのでやれる人は是非換装するのをおすすめしますよ。

2013年3月3日日曜日

メタルギアライジングリベンジェンス 1周しての感想。


ということで実は購入していたので一応NORMAL一周したところでのファーストインプレッションを記しておこうかと思います。

アクションゲームとしてはヴァンキッシュとかベヨネッタとかみたいな、いつものプラチナゲームズのノリだなー、といった感じでした。
特に今回のシノギアクション、これ完全にノリがベヨネッタのマハーカーラの月を装備した時の感じだ…!
あとボス戦でQTEが地味に多いのはコレベヨネッタ系なアレですかね。突然方向指定の斬撃キメるのとか結構難しくて大変でした。
斬撃ズバァ!→斬奪で敵のハラワタグシャァ!の流れは体験版で「おっコレは」と思った通りの気持ちよさでした。特に雑魚兵に囲まれた時に斬撃→斬奪で回復、のループで一掃する気持ちよさはなかなか良かったです。

シナリオがメタルギアっぽいかどうかは別として、なかなかアクションゲームとしては面白かったですね。シナリオはまあ…結局雷電さんェ…みたいな感じになったけどしょうがないよね。悪堕ちっぽいけどまあそれが彼の本質だものね。あとラスボスには大爆笑したけどまあいいんじゃないですかね…ナノマシンって便利ね…。
それとサムさんの刀にトリガーで居合の速度を上げる機構がついてるの、喰霊-零-最終話近辺を思い出して嬉しかったです。あれカッコイイですからね。

一周して分かった所では、1ステージごとにかかる時間がムービーシーン含め結構長いとはいえ(&難易度上げての周回プレイ前提とはいえ)、もっとステージが多くても良かったんじゃないのかと思いました。ラスボス出てきたあたりで「えっ!?もしかしてもうラスボス!?マジで!?」って感じの気分になりましたからね。ベヨネッタくらいのステージ数があると良かったです。

それとUIではムービーのスキップがボタンで出来ると良かったかなと思います。一回STARTボタンでメニュー開いてから、って二周目に入ると結構面倒ですから。

とりあえず一周してみての感想はこんなところでしょうか。装備のアンロック、VRミッション、難易度上げてプレイ、などまだまだやることはあるのでしばらくは楽しめそうです。
特に難易度はVERY HARD超えてからが本番でしょうし。ベヨネッタの時みたいにアクションうまくなればなるほど楽しめる感じでしょうからね。

2013年3月2日土曜日

お城でBL、読み終えました。


お城BLでざわざわするTKGクラスタ。 - Togetter - http://togetter.com/li/463556

この流れで何を血迷ったかうっかり買ってしまいました…。自分の場合プライム会員なのでお急ぎ便を使ったら普通に翌日午前に届いて驚きましたね。Amazon凄い。

ということでページ数も110Pくらいと短めだったので昨日の夜にてーきゅうのBDをBGMに流しながら読み終えてしまいました。

さて、そんな感じでSAN値ガリガリ削りながら読んだのですが、思いのほかきっちり城の擬人化がされており、かなり普通に楽しめました。

この本で取り扱われているお城は全部で17種類、構成としましてはそれぞれお城の紹介と攻めの武将の紹介、その上でどのように擬人化解釈したかについての解説があってから実際の濡れ場、という形になっています。お城の紹介パートで城の特徴を掴み、その特徴がどのように実際の言い回しで役立てられているかを濡れ場で確認する、というのが一般的な楽しみ方なのでしょうね。自分はそんな感じで楽しみました。

実際どんな感じの文章なのかここで少し紹介します。

「本丸への絶え間ない砲撃と天守閣への責め。
情け容赦ない同時責めに、大阪城は全身をわななかせながら、何度も何度も達してしまう。(『大阪夏の陣』より抜粋)

「伏見櫓、富士見櫓を弄びながら、海舟が江戸城の唇を奪う。(『江戸城 無血開城』より抜粋)

「ぐっ、あっ……ふ……中々深いモノを持っておるではないか。その総構、見掛け倒しじゃなかったということか……っ……」
「当たり前だっ!……ん、あっ……北条のおっさんが与えてくれた、障子堀をナメんじゃねえぞっ」
(『北条氏制圧戦<前編>』より抜粋)

これだけ抜き出して見ると頭おかしい、という感想しか思い浮かばないと思いますし実際自分は最初の方は大爆笑してたのですが、段々慣れてくると「この発想はなかった、やるなあ」と真面目に関心してしまうようになります。こらそこお前の頭がおかしくなってるとか言わない。
個人的には明智光秀×安土城の話が気に入りました。

この本、惜しむらくはページ数が少ない割に紹介しているお城の数が多いためお城1つ当たりの濡れ場が短いことでしょうか。個人的にはもっとねっとりと長く楽しみたかったですね。もっとページ数与えられた状態で第二弾出てほしいなあ。買いますよ。

と、いった感じで中古300円ちょっとで買った割にはかなり楽しめました。最近高騰してる宅配コンバット学園と違って在庫まだまだいっぱいあるよ!是非!!