2012年1月21日土曜日

ゼロから始める灼眼のシャナF・基本用語編

アニメをTwitterで実況していると、どうやらかなりストーリーとか用語を把握できてない人が多そうなのでその辺の解説などをアニメに最低限ついていけるようになる範疇で解説しようかと思います。なお、この記事は後で書くガイドラインでの必要最低限レベルの用語も忘れちゃったZE☆という人用。

紅世(ぐぜ):簡単に言うと異次元世界。

紅世の徒(ぐぜのともがら):紅世の生命体。異次元人、という解釈でいいかと。徒(ともがら)、御徒(おんともがら)とも呼ばれます。

紅世の王(ぐぜのおう):強大な紅世の徒の総称。

存在の力:紅世の徒が存在したり、いろいろ魔法チックなことをするために消費する力。人間からしか回収できない(動物とかから回収しても質がアレで意味ないらしい)。

自在法:紅世の関係者が存在の力を消費して使う魔法みたいなもの。

この世の歪み:存在の力の消費で生まれるらしい歪み。あんま歪みすぎるとこの世と紅世両方を巻き込んだ崩壊というか災厄が起こるんじゃね?という危惧があるとか。

フレイムヘイズ:この世の歪みからの災厄を防ぐために戦う人たち。人間と紅世の王が契約することによって生まれます。

とりあえず基本としてはこれだけ覚えてれば基本的な世界設定は分かるんじゃないかと。

2012年1月15日日曜日

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち

いつもなら読書メーターで本の感想は書いてしまうのですが、書こうとしたら普通に文字数足りなかったのでこちらに書きます。

Twitterでラノベクラスタの方々が面白いと結構話題にしていたので気になって買いました。

結論から言うと、とても面白かったです。今まで手を出してなかったのは迂闊でしたなー。ここ最近はシリーズ物の続きを買って読むことがほとんどで(大学が忙しい、とかの事情はありましたが)新規作品をなかなか開拓していなかったのですが、正直反省しました。やっぱり定期的に本屋は行かないとダメですねー。

さて、この作品。作中で起こることは地味な部類に入ると思います。本を扱った作品ですが、別に本の中の世界で化物が出たりもしませんし、幻書を封印したりもしませんし、古典文学と戦ったりもしません。起こるのは北鎌倉を舞台とした(ちなみに鎌倉に結構馴染みのある自分としてはあの近辺が舞台なのも嬉しいところだったり)、登場人物の日常における些細な謎解きです。

しかし、作中の空気感の良さがこの作品をかなり魅力的なものにしています。作中の空気感で魅せるという意味では橋本紡の作品とかにも近いものがあるかもしれませんね。例えば橋本紡の作品だと「九つの、物語」も文学作品をテーマにしていた作品ですが、アレに近いかもしれません。橋本紡の作品が好きな人なら間違いなく好きなんじゃないかな、と思います。

それとこの作品についてもう一つ特筆すべき点としては、ヒロインの栞子さんの萌えキャラっぷりがヤバいです。

本について語るときだけは饒舌になり、普段は超人見知り、日常会話もおぼつかない&人間関係の機微にも疎い、ときてる人なんですが、凄まじく魅力的です。コレばっかりは読んでいただければ分かる、といったところでしょうか。一応作品の体裁からすると文章に主人公の主観が入ってるから、というところは大きいんじゃないかなと思いますが。

「お前らエロゲヒロインみたいなめんどくさい性格とか事情の女大好きじゃねーか。そこを見事に突いてるとこあるからだろ。黒髪巨乳の美人だし」という身も蓋もない思考が浮かんできましたが、知らない!そんなこと思いつかなかった!

さて、栞子さんのヒロイン性のことはさておくとして。
この作品は休日にレーズンサンドでも食べながら、コーヒーでも飲みつつゆっくり読むべき本だな、と思います。現在は2巻まで出ていますが今後も続刊があるようなので、続きが楽しみです。

なんか宣伝っぽくなったけど最近流行りのステマじゃないよ!別にアフィも張ってないし!

ではまあ、今回はこんなところで。