2012年10月24日水曜日

2012夏アニメの総括・はぐれ勇者の鬼畜美学

ほとんど実況していたので感想post自体が全然ないというアレ。



本編感想postには全く入れませんでしたが、実況の時何度となく言っていたこととしてはこのアニメは肩幅アニメだ、というのがありますね…いや本当に。主人公はマッチョなのでまあ肩幅があっても許せるんですがヒロインまで肩幅全開でしたからな…どうしたんだ…おっぱいとバランスをとったつもりなんでしょうか。

あとプロットの組み方が洗練されていないな、というのは感じました。時間配分が間違っているというか。結構展開の持っていきかたが雑だったんですよね。特に最後のボス関係。

個人的に魔法陣を使った局部の隠し方、魔法陣が広がることでのおもらしの表現などは爆笑したので作品としては結構好感を持っています。ランス様系主人公のアニメって結構貴重ですしね。ただまあ作りとしては色々アレなところもあったので万が一第二期をやることがあれば制作会社さんはそのあたり頑張ってもらいたいなあ、とは思います。

2012年10月23日火曜日

2012夏アニメの総括・氷菓

BSだと27時からだったのですが、思ったよりも生で見ていた回ありますね。まあもっと早い時間に見られる地域にいたこともあったしそのせいか。

自分がシリーズ第一作の氷菓を買ったのは8年くらい前のはずなんですが、正直アニメ化するなんて微塵も思ってませんでしたね!いやー驚いた。

原作ファンということもあり、キャラデザ含めアニメとしての解釈を楽しめました。特に第一話の髪の毛触手はえるちゃんの逃げられない視線をそう解釈してきたか、とゲラゲラ笑いましたね。個人的にはえるちゃんの髪コキ同人誌を読みたいです。どこかにありませんか。髪の毛触手で奉太郎さんを責める本でもいいです。

他にも原作では淡白に(とはいえそれはあくまでも奉太郎さんの独白の上で、なのですが)描かれていたあちこちが色付けされていたり、物によっては結末が変わっていたり、と様々なポイントでアニメとしての再解釈を楽しめて良かったです。特に色付けについては、奉太郎さんの独白で淡白に描かれていたとしても、実際高校生男子であればあのような反応をしてしまうほうが自然だと思いますし。

演技の点では、えるちゃんの声が最初ちょっとお嬢様を演じてるりっちゃん的でしたが回をこなすごとに演技がこなれていったのかこちらが慣れたのかそういった感が薄れていったのは良かったです。あと奉太郎さんは全体的に天使でした。正直えるちゃんよりあざとかった気がしますからねあの子…。

ああいった一般作品として出た物のアニメ化というのはあまり見ないので(今期は新世界より、がありますけども)新鮮でした。原作ストックが溜まったら第二期やってくれないかな…いつになるか分からないけれども…。

2012年10月18日木曜日

今期一番のダークホース・てーきゅう

皆さんはてーきゅうというアニメをご存知でしょうか。3分アニメ(本編は2分未満)にもかかわらず今期最大のダークホースとの呼び声も高いマジキチアニメです。

その魅力は全人類を置き去りにするかのようなスピード感と、若手女性声優に「キンタマ痒い」と言わせる(第2話にて)ことに代表されるキチガイじみた台詞回しや展開です。特にテンポのよさは圧倒的ですね。

今ならまだ配信で追いつけますので見ていないなら騙されたと思って是非ご覧ください。
そふてにっとかそんなチャチなものじゃ断じてねえ、もっと恐ろしいものの片鱗を感じられるかと思います(ステマ)。




2012年10月16日火曜日

2012夏アニメの総括・人類は衰退しました



エロゲ界では有名な田中ロミオが原作書いてる、ということで期待値高めで見ていましたが、ブラックジョークやエスプリが効いていて面白かったです。また、最終話あたりを最終話らしくイイハナシダナー的な話でまとめてきたのもポイント高いですね。

演技の観点からいけば、わたしちゃんを演じる中原麻衣さんはキャラの魅力を最大限引き出していたように感じました。アレに魅了された人は結構多かったのではないでしょうか。個人的に、このクールはわたしちゃんといい武蔵さんといい割と中原麻衣さんの毒舌キャラが活躍していたクールであったように思います。

「2期はやらないです?」
「えんばんのうりあげしだいですゆえ」
「せちがらいです」
「しほんしゅぎですー」


2012年10月14日日曜日

2012夏アニメの総括・もやしもんリターンズ

もやしもんと全然関係ないですがSAO公式サイトの直葉ちゃんのキャラ紹介が直菜ちゃんになってるのは軽く戦争モンだと思います、ええ。すぐなちゃんって誰だよ…。さて、昨日に引き続き総括を。










某大学の先生曰く「農学部の人は動物のお医者さんともやしもんは必須ですね。必ず読んでください」らしいです。うちの大学ですが。

自分はもやしもんはドラマと今回の第二期だけしか見てない、というクチなのですが確かに勉強になるな、といった印象を受けました。また、今住んでいる地域の関係上日本酒を飲むことが多くなったこともその一因かもしれません。

なぜこのタイミングでアニメ2期?という感は否めませんでしたが、エンターテイメントとしてのラインを保った教育番組として良質であったと思います。

2012年10月13日土曜日

2012夏アニメの総括・境界線上のホライゾン2

秋アニメも順調に始まったところでメモ代わりに総括を各作品ごとにしようと思います。作るのが面倒でも後から確認しやすいですからね。







… とりあえず作品名の記法を統一しましょうね?

第一期の時は絶対失敗するだろ、と思っていたら想定以上のクオリティの作品を見せられたということもあり双嬢の戦闘シーンやらアサマチの砲撃やらを見ながらマジ泣きしていたのですが、さすがに第二期ともなると慣れてしまう、というのは完全に強欲ですね。

とはいえpostにもある通り貧乳回避とか超祝福艦隊の陣形とか機鳳との戦いとか色々見所は多く、原作読者としては大いに楽しめました。また原作者の膨大な設定を忠実にいけるだけ忠実にやった、というところも褒めるべき点であると思います。ただ、惜しい点としては1クールでは明らかに足りない内容であったために駆け足感が否めなくなってしまっていました。これは大人の事情が結構絡む問題なので私としては制作スタッフは与えられた環境においてのベストは尽くした、と考えています。もしも第3期をやることがあればその時は是非2クールでやってもらいたいところですね。

2012年6月30日土曜日

来期視聴予定アニメ放映時間、放送局、配信まとめ

TV放映作品と配信に分けてまとめました。なお、新潟仕様な上に自分の見る作品だけという偏った仕様です。あと場合によっては増えたり減ったりもします。

TV放映作品
・火曜日
7/10 24:00~ 境界線上のホライゾンII at BS11
7/10 25:30~ もやしもん リターンズ at NST
7/10 26:00~ 夏雪ランデブー at NST

・水曜日
継続 27:00~ AKB0048 at BS11

・木曜日
7/12 24:00~ はぐれ勇者の鬼畜美学 at BS11
7/5 27:00~ 人類は衰退しました at BS11

・金曜日
7/13 23:30~ ココロコネクト at BS11
継続 24:30~ アクセル・ワールド at BS11
7/6 26:30~ うぽって! at BS日テレ
継続 27:00~ 氷菓 at BS11

・土曜日
7/7 22:30~ TARI TARI at BSアニマックス
7/14 23:30~ DOGDAYS' at BS11
7/14 24:00~ ソードアート・オンライン at BS11
継続 24:00~ エウレカセブンAO at BS-TBS

・日曜日
継続 8:00~ 仮面ライダーフォーゼ at UX
継続 8:30~ スマイルプリキュア! at UX
継続 17:00~ 機動戦士ガンダムAGE at BSN

配信作品
・火曜日
継続 19:30~ カードファイト!!ヴァンガード アジアサーキット編 at niconico
7/3 23:30~ ゆるゆり♪♪ at niconico

・水曜日
7/4 22:00~ 輪廻のラグランジェ Season2 at バンダイチャンネル

・日曜日
7/8 0:30~ トータル・イクリプス at niconico

来期は私の見る予定の21作品のうち8作品が継続作品ですね。以下に実況する予定のスケジュールについてもまとめます。

実況スケジュール
・火曜日
7/10 24:00~ 境界線上のホライゾンII at BS11

・木曜日
7/12 24:00~ はぐれ勇者の鬼畜美学 at BS11

・金曜日
7/13 23:30~ ココロコネクト at BS11
継続 24:30~ アクセル・ワールド at BS11

・土曜日
7/7 22:30~ TARI TARI at BSアニマックス
7/14 23:30~ DOGDAYS' at BS11
7/14 24:00~ ソードアート・オンライン at BS11

・日曜日
継続 8:00~ 仮面ライダーフォーゼ at UX
継続 8:30~ スマイルプリキュア! at UX
継続 17:00~ 機動戦士ガンダムAGE at BSN

いやー来期は実況が少ないな!特に土曜が24:30にはオフトゥン入れるという健全っぷり(もうしばらくはあっちこっちとさんかれあが続きますけど)。
実況する以外の作品は録画になるのでレコーダーの容量との戦いになりそうです。今期も実はエウレカが一ヶ月分くらいたまって(ry
今期は再放送含めて26,7作品ほど見ていた気がするので来期は今期よりは楽になる気がします。個人的にはあまり見る作品が多いとそれぞれについての集中度が分散する(まあ作品によって密度差がだいぶありますが)気がするのでこの調子で徐々に減らしていきたいなあ、と思っていたりもします。

2012年6月12日火曜日

WWDC 2012所感

今年のWWDCの一番の見せ場はやはりMacBook Pro with Retinaでしたね。あの性能の化物ぶりはすごいと思います。値段もすごくすごいですが!
SSDを512GBのままにしたとしても(それでも多いですが)メモリとCPUをグレードアップしてだいたい26万円って。iMacより高いやんかー!(バンッ

Mountain Lionについては通知センターが一番の見所ですかね。Glowlよりもうざったくないでしょうし嬉しいです。それ以外のメインで挙げてた新要素はそんなに興味がわかなかったので(というかGameCenterとかもう廃止してほしい)、紹介されなかった部分に何か掘り出し物の機能がないかを楽しみにしたいところです。

iOSはSiriと車の連携、新調されたMapによるカーナビに取って代わる機能が一番の見所だったと思います。あとは会議モードも。特に地図についてはフォトリアルな3Dマップがかなり綺麗で驚きました(電池は食いそうですけど)。この3Dマップは現実の風景と照らしあわせて目的地の場所を掴むのに便利ではないかと思います。
また、バーコードを用いたクーポンだとかチケットの予約については、バーコードを用いるのが一般的なアメリカとNFCを使う日本の違いを実感した感じです。日本ではどうなるのかが気になりますね。

あと、おおっぴらに発表はされませんでしたが地味にAirMacExpressも新型にアップデートされましたね。全く発表なしでのサイレントアップデートだったので驚きました。

ま、こんなところで。

2012年6月10日日曜日

ふみとおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!

DSC_2357

 と、言うわけで「BLOOD-C The Last Dark」、東京行ったついでに新宿ピカデリーで見てきました。
 個人的にはこの写真のような特設看板だけではなく

DSC_2362

 このような階段横全てのポスターを占拠していることに面食らいました。さすが文化庁から助成金もらってるだけあるなあ。

 さて、内容についての感想ですが、正直驚きました。普通にまとまっていましたし、娯楽作品として楽しめるレベルになっていたと思います。自分の中では喫茶マウンテンに行くくらいの心持ちと覚悟を決めていたので、かえって拍子抜けしたくらいでした。

 結局BLOOD-CのCとは何だったのか、という疑問がTLでは散見されましたがシナリオの内容から見るに個人的には「茶番」のCでいいのではないかと思います。

 いや、別に否定的な意味で言ってるわけではなく、結局のところ小夜さんに惚れた文人さんがひたすらに歪んだ愛情でハタ迷惑なアタックをした結果がこれだよ!というただの痴話喧嘩といっても過言ではない内容なのでまさしく外部の人間から見れば「茶番」こそがふさわしいのではないかと。

 何はともあれ、私はこの映画については文化庁の助成金がCGという甚だしくわかりやすくお金のかかる部分に使われる、というシナリオがどうであろうがそこまで無駄とは感じられない使われ方をしたことと、何よりも「ふみとおおおおおおお!!!!!!!」が2回も聴けたことで十分満足しました。

 あのTV版が前日譚としてのベースになっている以上(まあアレはコメディとしてはなかなかの物でしたが)、万人に勧められる作品かといえば首を捻らざるを得ませんが、もしTV版をご覧になっているのならば是非ご覧になるといいのではないかと思います。

 ではまあ、今回はそんなところで。KRDKクラスタのようにBLOOD-Cクラスタ、増えませんかねえ…?(願望)

2012年1月21日土曜日

ゼロから始める灼眼のシャナF・基本用語編

アニメをTwitterで実況していると、どうやらかなりストーリーとか用語を把握できてない人が多そうなのでその辺の解説などをアニメに最低限ついていけるようになる範疇で解説しようかと思います。なお、この記事は後で書くガイドラインでの必要最低限レベルの用語も忘れちゃったZE☆という人用。

紅世(ぐぜ):簡単に言うと異次元世界。

紅世の徒(ぐぜのともがら):紅世の生命体。異次元人、という解釈でいいかと。徒(ともがら)、御徒(おんともがら)とも呼ばれます。

紅世の王(ぐぜのおう):強大な紅世の徒の総称。

存在の力:紅世の徒が存在したり、いろいろ魔法チックなことをするために消費する力。人間からしか回収できない(動物とかから回収しても質がアレで意味ないらしい)。

自在法:紅世の関係者が存在の力を消費して使う魔法みたいなもの。

この世の歪み:存在の力の消費で生まれるらしい歪み。あんま歪みすぎるとこの世と紅世両方を巻き込んだ崩壊というか災厄が起こるんじゃね?という危惧があるとか。

フレイムヘイズ:この世の歪みからの災厄を防ぐために戦う人たち。人間と紅世の王が契約することによって生まれます。

とりあえず基本としてはこれだけ覚えてれば基本的な世界設定は分かるんじゃないかと。

2012年1月15日日曜日

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち

いつもなら読書メーターで本の感想は書いてしまうのですが、書こうとしたら普通に文字数足りなかったのでこちらに書きます。

Twitterでラノベクラスタの方々が面白いと結構話題にしていたので気になって買いました。

結論から言うと、とても面白かったです。今まで手を出してなかったのは迂闊でしたなー。ここ最近はシリーズ物の続きを買って読むことがほとんどで(大学が忙しい、とかの事情はありましたが)新規作品をなかなか開拓していなかったのですが、正直反省しました。やっぱり定期的に本屋は行かないとダメですねー。

さて、この作品。作中で起こることは地味な部類に入ると思います。本を扱った作品ですが、別に本の中の世界で化物が出たりもしませんし、幻書を封印したりもしませんし、古典文学と戦ったりもしません。起こるのは北鎌倉を舞台とした(ちなみに鎌倉に結構馴染みのある自分としてはあの近辺が舞台なのも嬉しいところだったり)、登場人物の日常における些細な謎解きです。

しかし、作中の空気感の良さがこの作品をかなり魅力的なものにしています。作中の空気感で魅せるという意味では橋本紡の作品とかにも近いものがあるかもしれませんね。例えば橋本紡の作品だと「九つの、物語」も文学作品をテーマにしていた作品ですが、アレに近いかもしれません。橋本紡の作品が好きな人なら間違いなく好きなんじゃないかな、と思います。

それとこの作品についてもう一つ特筆すべき点としては、ヒロインの栞子さんの萌えキャラっぷりがヤバいです。

本について語るときだけは饒舌になり、普段は超人見知り、日常会話もおぼつかない&人間関係の機微にも疎い、ときてる人なんですが、凄まじく魅力的です。コレばっかりは読んでいただければ分かる、といったところでしょうか。一応作品の体裁からすると文章に主人公の主観が入ってるから、というところは大きいんじゃないかなと思いますが。

「お前らエロゲヒロインみたいなめんどくさい性格とか事情の女大好きじゃねーか。そこを見事に突いてるとこあるからだろ。黒髪巨乳の美人だし」という身も蓋もない思考が浮かんできましたが、知らない!そんなこと思いつかなかった!

さて、栞子さんのヒロイン性のことはさておくとして。
この作品は休日にレーズンサンドでも食べながら、コーヒーでも飲みつつゆっくり読むべき本だな、と思います。現在は2巻まで出ていますが今後も続刊があるようなので、続きが楽しみです。

なんか宣伝っぽくなったけど最近流行りのステマじゃないよ!別にアフィも張ってないし!

ではまあ、今回はこんなところで。