2013年1月27日日曜日

狼と香辛料

個人的には今回の電撃小説大賞で自分的に一番の本命でした。

��あらすじ(公式)~

行商人のロレンスは、馬車の荷台で麦の束に埋もれて眠る少女を見つける。
少女は狼の耳と尾を持つ美しい娘で、自らを豊作を司る神・ホロと名乗った。

「わっちは神と呼ばれたがよ。わっちゃあ、ホロ以外の何者でもない」
まるで経験を積んだ大人のような話し方で、ロレンスを巧みに翻弄する少女。
「お前は、本当に神なのか?」
最初は半信半疑だったロレンスも、やがてホロが旅に同行することを承諾する。

そんなふたりの旅に、思いがけない儲け話が舞い込んでくる。
近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。
疑いながらも、ロレンスはその儲け話に乗るのだが……。


ロレンスとホロ、この二人の掛け合いが絶妙。またどちらのキャラも存在感があり、このようなタイプでよくある「平凡な主人公が目立たねえorz」な状態になっておらず好感を持てる。続編が出るのであれば是非読みたい作品。商人という新しい分野に挑んだのもいいと思う。期待通りの良作だったので嬉しい。

俺の目利きも捨てたもんじゃねーな(←調子乗るな)。

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