2009年8月5日水曜日

深海のYrr

_SS500_
著:フランク・シェッツィング
訳:北川和代
文庫:ハヤカワ文庫

��あらすじ~
ノルウェー海で発見された無数の異様な生物。海洋生物学者ヨハンソンの努力で、その生物が海底で新燃料メタンハイドレートの層を掘り続けていることが判明した。カナダ西岸ではタグボートやホエールウォッチングの船をクジラやオルカの群れが襲い、生物学者アナワクが調査を始める。さらに世界各地で猛毒のクラゲが出現、海難事故が続発し、フランスではロブスターに潜む病原体が猛威を振るう。母なる海に何が起きたのか?
福井晴敏さんが絶賛していたので買いました(*´▽`)
著者はドイツの方のようですが、ものすごく調べてあるな、と言うのが第一印象です。
イルカ漁について書いてある箇所で富戸(静岡県伊東市富戸。港の中にイルカを追い込んで漁をする慣習があります。)って地名が出てきたのはびっくりしたよ…
話としての内容、またきっと膨大な資料から調べたのであろうこと、展開や結末も良かったのですが…ですが…
訳が変じゃない?。・゚・(ノД`)・゚・。
うん、「それ誰のセリフやねん!」とか「…え…?どういう意味です?」となるような場所がね…。自分の理解力が足りてないのかと思ったのですがアマゾンのレビューを見ると他にもそれについて書いてる人がいたので「あー。やっぱり…」となりました。
訳以外は非常にいい作品です。お勧めですよb
原版を読むべきか…しかしドイツ語は授業でやったような簡単な文章しか分からないじぇ正直…映画化したら面白そうだからそれを待つか…
というわけでこの作品、訳で原点と言うことで星4つです(´・ω・`)

0 件のコメント:

コメントを投稿