2009年6月18日木曜日

シャングリ・ラ

200807000338
著:池上永一

文庫:角川文庫


すごく…久しぶりの本の感想です…

��あらすじ~
加速する地球温暖化を阻止するため、都市を超高層建造物アトラスへ移して地上を森林化する東京。しかし、そこに生まれたのは理想郷ではなかった!CO2を削減するために、世界は炭素経済へ移行。炭素を吸収削減することで利益を生み出すようになった。一方で、森林化により東京は難民が続出。政府に対する不満が噴き出していた。少年院から戻った反政府ゲリラの総統・北条國子は、格差社会の打破のために立ち上がった。
一応一般小説にカテゴライズしましたがぶっちゃけ内容的にはラノベです。アニメ化も割としやすそうな感じ。
ということで割とぶっ飛んだ展開も多々あります。硬派な環境モノを期待するなら読むべきではないかと。
上下巻となってますが全体的にテンポがいいので読もうと思えば勢いで一気に読めます。あとアニメの方を見てるならアトラスとかの設定は異なるとこもありますがこれを読むと基本的な設定とかが理解しやすくなります。特に炭素市場がらみとか。
全体的には勢いもあり面白いですがかなり「うおぉい!!」と突っ込み所満載な部分もあって釈然としないところもあったので一応☆4で。

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