2009年2月7日土曜日

終わりのクロニクル1<下>

_SS500_

著:川上稔

文庫:電撃文庫

��あらすじ~
祖父の遺言により、10個の異世界との戦後交渉を任された佐山御言。この交渉に成功し10個の概念を解放すれば、マイナス概念の加速で滅びようとしている自分たちの世界が助かるという。佐山は、この交渉権を本当に引き受けて良いものか迷いながらも、一個目の異世界1st‐Gとの戦闘に巻き込まれていく…。10個あると言われる概念世界と、この「世界」の間に過去何が起こったのか。現代にまで残された遺恨を解消し、佐山は無事1st‐Gとの“全竜交渉”を果たすことができるのか―!?「AHEADシリーズ」第1話、完結。


ライトノベルにもかかわらず全然ライトじゃない厚さに定評がある終わりのクロニクルシリーズの2巻です。文字が力を持つ世界、1st-Gとの交渉が今回で完結、ということになります。
とりあえず主人公の声はルル山さんで脳内では確定な訳ですが、あまりにもハイスペックな変態過ぎて楽しいです。巻が進むごとにどんどん変態になっていきますが、今回その片鱗が現れます。

発売された年を考えると、このような個性にあふれる主人公は珍しいのではないでしょうか。最近は個性的な主人公も珍しくありませんが、(それでもここまで病気なのはあまり見ませんが)当時は平凡な学生の主人公というのが多かったように思います。今もラノベだと割と多いですけどね。

この調子で書くと昨日読んだとらドラの感想は相当先になりそうだな・・・(ぇ

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