2009年1月2日金曜日

No title

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著:海堂尊

文庫:宝島社文庫

��あらすじ~
東城大学医学部付属病院の“チーム・バチスタ”は心臓移植の代替手術であるバチスタ手術専門の天才外科チーム。ところが原因不明の連続術中死が発生。高階病院長は万年講師で不定愁訴外来の田口医師に内部調査を依頼する。医療過誤死か殺人か。田口の聞き取り調査が始まった。第4回『このミス』大賞受賞、一気にベストセラー入りした話題のメディカル・エンターテインメントが待望の文庫化。


文庫化を待っていました。それにしてもこの文庫は文字が大きい+余白が大きいので何となく見た目がすかすかに見える。つか1ページごとの文字数が少ない(^_^;)
上下巻に分けるなって・・・。これ文庫出す会社によっては1冊にまとまってたろ・・・と思わないでもない。

さて、これだけだとさすがに本の感想とはいえませんねww

現役医師が書いたと言うだけあって病院組織および医師についての描き方は大変リアリティを感じます。物語の進み方もタッチが(いい意味で)軽く、読みやすかったです。医療を題材にするとついつい作品全体の雰囲気が重くなりがちなので、これは評価するべき点かと。
ただ、ミステリーとして考えるとちょっと薄かったかなという印象が。もっと緻密なのを期待していたのですが。真相が分かったときにも「ああ・・・そうっすか」みたいな感じで驚きとか興奮が薄かったです。俺の中で。
というわけでミステリーとして考えて☆3つ。メディカル・エンターテインメント小説としてはおすすめですが。

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