2005年10月31日月曜日

しにがみのバラッド

今回のレビューはハセガワケイスケの「しにがみのバラッド」です。

この作品は様々な人達の人生に変わり者の死神モモとその使い魔ダニエルが関わっていく話です。
使い魔のダニエル君曰く「お節介で泣き虫な」死神モモが介入することによって愛する人を失った人やこれから失うことになっている(運命で決まっているらしい)人達、自分の命を失うことになっている人達が変わっていきます。この作品内では運命は変えようと思えば変えられないこともないということようで、モモの介入で運命を変える人達もいます。ただし、やはりそれはしてはいけないことのようでモモはしょっちゅう上司から怒られてしまいますが。
��話完結の短編集なので基本的にどこからでも読めますが、1巻の第1話だけは一番最初に読んでください。これだけはどうしても守ってもらいたいです。後々読み進めれば理由は分かります。
とても優しい物語ですね。全体の雰囲気も、人間模様も。読んでみるべきだと思います。秋の夜長に(ってもうすぐ冬ですね)読んでみてはどうでしょうか。でも、物語全体は冬っぽいイメージなので11~2月頃、つまり今頃から冬辺りが読むのに最適です。野菜ではありませんが旬の時期に読んでみた方がいいかもしれません。
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