2005年10月13日木曜日

キノの旅

今回のレビューは時雨沢恵一の「キノの旅」です。

この作品は主人公キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅を描いたものです。ブラックユーモアや風刺がとても効いていて、寓話的な内容も含んでいます。1話完結の短編集なのでどこからでも読めます。
どうもこの作品の世界だと国家は城壁で囲まれた都市国家のようなものらしく、国ごとに様々な違いがあります。文明の進み具合も共通しているわけではなくとても科学技術が発達している国もあればそうでない国もあります。
それだけに実際の旅と同じく違いを楽しむことが出来ます。また、キノは自己流のルールで一つの国には三日間しか滞在しないので飽きることなく楽しめます。
電撃文庫のライトノベルで一,二を争うほど僕は好きです。まだ読んだことのない方は是非読んでみてください。オススメです。
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