2006年3月20日月曜日

No title

前回で最後かと思われた佐藤、田中、吉田さんの出番が今回もあったじゃないか(爆)。予想大ハズレですわ。

さて。では本編行きますか。

囚われの悠二姫の所へ向かうためについに星黎殿へ突入したシャナとヴィルヘルミナ。何の罠もなく普通に到達でき、燐子の気配も“徒”の気配も見られないことを不審に思います。

でもとりあえず警戒は怠らない方向で。

「どちらか一方が零時迷子に辿り着けば、用は足りるのであります。
互いに構わず、前進あるのみ。」


ヴィル様本気です((((;゚д゚)))ガクガクブルブル
シャナも口数少なめで本気モードがうかがえます。

そして彼女たちを迎え撃つのはあの“探耽求究”ダンタリオン

決して油断できる相手ではありません。案の定建物にはいると自動的に扉が閉じられ、燐子登場。番号が「27と5分の1」ということはまあその程度の能力しかないわけですがあのダンタリオンがこんな雑魚を当てるだけで満足するわけもなく。

先ほど佐藤が発見した謎の自在式が発動!

存在の力を見事に吸い取られ膝をつくシャナとヴィルヘルミナ。あー、マージョリー姐さんみたいに佐藤達と通信つながってれば少しは何とかなったかもしれないのに。
ま、シャナは自在法不得手だしなあ。

そしてついにシャナの炎髪灼眼も紅蓮の双翼も、ヴィルヘルミナのペルソナも顕現させられなくなってしまいます。おまけにフレイムヘイズは存在の力で肉体強化をしているので

「贄殿遮那が・・・重い・・・!」

武器を振るうのもきつくなってきてしまいます。
するとアラストールは天道宮での鍛錬を思い出せと言って体術で戦うよう勧めます。
シャナも元々はそっちのみで戦っているようなものだったのでこっちに攻撃を切り替えると強い強い。みるみるうちに屍の山を築いていきます。

ヴィルヘルミナもリボンで攻撃をそらし、自滅させる「戦技無双の舞踏姫」の通り名にふさわしい働きぶりを見せます。

しかし、本気モードでもないのにうじゃうじゃとわいてくる燐子達を捌ききれるはずもなく。ヴィルヘルミナは肩に矢がぶすりと突き立ってしまいます。

さて、姫を助けるナイトのお二方が頑張っていますが“お姫様”坂井悠二は・・・・。

ロリっ娘と浮気中かよorz

しかも

「何で君は、僕の中に入ってくるんだ?」


とか

「いいえ・・・、貴方が、私の中に入って来ている・・・」

とかなんですかこのどこぞのエロゲかと思うようなセリフの羅列は(大汗)。いままで原作でもろくに喋ったこと無かったのにひとたび口を開けばエロセリフばかり連発するヘカテーもそれに呼応してヤバ気なセリフを吐きまくる悠二姫も。

しかもなんか前回よりも二人の距離が縮んでねえ?手もつないでるし。

さてそのころそんなお姫様の浮気を知らないシャナとヴィルヘルミナは孤軍奮闘し続けますが、ついにシャナの身体にも矢が!絶体絶命の大ピンチですね。それもそのはず、燐子達を作り動かす存在の力は彼女たちから吸い取られた力を使っているのですから。

で、そんな大ピンチのフレイムヘイズ達を尻目に三柱臣は余裕綽々。まあ、まだシュドナイは警戒を崩していないようですが。

一方御崎市はどうかというと。
過剰に注ぎ込まれた存在の力によって自在式と共に存在の力が地面から吹き出す、という最終回的な恐ろしい事態に。こうなることまで全て仮面舞踏会さん達は予想済みだったんでしょうか。って

「教授」だしそんなわけねえか(爆死)。

「エェ~クセレェント!これこそが誰も見た事のない、過剰の存在の力を注がれた世界!へっへっへっへっへっ」

「きょ、教授・・・この後、どうなっちゃうんでありますか?」

「分からないからこそ実験するのです!この世の在り様を、法則を、真理を知る為に!!」

やっぱりね。こりゃなんとしても阻止しないとまさに「予想だにしない」事態が起こってしまう(汗)。

しかし肝心のフレイムヘイズ二人は満身創痍の大ピンチ。街で彼らの戦いを見守る人間達も玻璃壇組の二人は減少の余波で吹き飛ばされ、けっこう命の危機に。落ちたらあっけなく死ねますしね。
吉田さんが何ともないのはヒロイン補正ですか?w

そしてこの大ピンチ、ついに姐さん帰る。

「おーい、こらー!聞こえてんの?ケーサク、エータ?あんた達、無事なんでしょうね?聞こえてんのかって、ケーサク、エータ!」


真っ先に子分の心配とは・・・。だいぶ親分が板に付いてきましたねこの人も(笑)。しかもしょっぱなからツンデレ全開ですかww

すると佐藤が通信用のしおり越しに自分たちは何をすればいいのかを絶叫!!しかもタメで。号泣してる田中に負けず劣らずこいつもアツい奴ですねえ。

さすがにシャナと違い練達の自在師、さっそく星黎殿に何か仕掛けが施されていると見破ったようです。そして佐藤が玻璃壇でその場所を確認。今までで一番役に立ってますね。

そして場所が分かればあとは「弔詞の詠み手」の独壇場。特大の炎弾で自在式のある尖塔を破壊です。

一瞬あの炎弾から元気玉を連想してしまった(笑)。

エネルギー源が絶たれて燐子は止まり、存在の力を吸い取っていた仕掛けは止まる。そして教授は絶叫する(笑)。一気に形勢逆転です。
さすがにこの事態は見逃せないようでついに三柱臣も出撃します。シュドナイはマージョリーに、ベルペオルはヴィルヘルミナとシャナへ。シュドナイはともかくベルペオルは原作でも戦ったことがないのでどのような能力を使うのかとても気になりますね。

そして星黎殿の外で変身したシュドナイとグリモアに乗ったマージョリーは対峙。

「今日は、リタイアなしよ。周りは力で溢れているし、お互いでっかく派手にいきましょ。」

「そうだな・・・。腐れ縁になる前に、決着を付けようか。」


二人とも格好いいよ~。マージョリーがトーガを纏ってついに決戦が始まります。

一方、こっちはまだベルペオルが来ていないヴィルヘルミナとシャナ。ミステス破壊に関する最後の意思確認をヴィルヘルミナがします。しかしそこで返ってきたのは悠二を破壊しないという答え。驚くヴィルヘルミナへ、

「ヴィルヘルミナ、わたしは『炎髪灼眼の討ち手』。でも、「シャナ」っていう自分もいる。使命は果たす、でもミステス・・・悠二を壊したくない。どっちもわたし、どっちが欠けてもわたしじゃない!わたしは「ただのフレイムヘイズ」でなく、「炎髪灼眼のシャナ」として、信じる戦いをする!そう決めた!」


ついに言い切りましたね。ああ、このシャナ格好良すぎです。燃え燃えです。

するとヴィルヘルミナは突然穏やかな表情になり、

「私が信じているのは、あなた自身であります」


と感動的なセリフを放ち、壁を破って飛んできた鎖を捌ききりながらシャナを送り出します。

「戦いのあとでまた会おう!『万条の仕手』!」

というアラストールの声と共に走り去るシャナ。

そしてアラストールと共に駆ける回廊でついにシャナは自分の悠二への気持ちを告白します。

一方悠二もようやく一番重要なことにこの唐変木は気付きます。

「そう、『ただのフレイムヘイズ」じゃないから。それを、僕は・・・!「ただのフレイムヘイズ』としてしか見ていなかったのは、僕の方じゃないか!」


遅いっつーの!このにぶちん!!よりによって敵とのお楽しみの途中交流との間に思い出すなんて!

シャナが扉を開けた先に待つのは“頂の座”ヘカテー。ついに最終決戦です!

「悠二、絶対、助ける!」


迷いを振り切ったシャナと、悠二とのお楽しみタイムに目覚めた紅世の王。最後の戦い、今始まります!
さて今回でバッドエンドの可能性は限りなく下がりましたね。悠二×シャナでFAの方向で。最終話、楽しみです。

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