2006年3月24日金曜日

灼眼のシャナ最終話 紅蓮の想い

��/3
余りにも重いので追記欄に本編内容を移転。


さあついにやってきましたよ最終回。気合い入れたので普段より長い・重い・文字でかいの3拍子がそろってます(をい)。

フリアグネ戦で省かれたアラストールの顕現はあるのか!?


池、緒方(特に池)に

出番はあるのか!?



そもそも

尺は足りるのか!?



と、なんだか最後の方は種死の時も考えたようなことを考えさせつつもついにスタートです。

“逆理の裁者”ベルペオルと戦うヴィルヘルミナと“千変”シュドナイと戦うマージョリー。マージョリーの方はほぼ互角、ヴィルヘルミナの方は・・・
うわヴィルヘルミナ弱ッorz
だいたいヴィルヘルミナは相手の攻撃の方向をいじって戦うフレイムヘイズだから直接的な攻撃は不得手なのでは?それにしてもベルペオルとヴィルヘルミナ。

無駄な破壊活動を
してるようにしか見えないw

さて、決意に燃えたシャナはついにヘカテーと悠二のいるお楽しみの部屋へと突入します。なんかこう書いてると旦那の浮気現場を押さえるためホテルの一室へ踏み込んだ奥さんみたいですね(笑)。
・・・ま、前回もその前もヤバ気セリフ連発でどう考えても浮気ぽかったけどねww

「“頂の座”ヘカテー。仮面舞踏会(バル・マスケ)を率いる者の一人だ」
「誰だろうと関係ない。悠二を返してもらう」

うわシャナさんかなり本気モード入ってますねww。しかしヘカテーもようやく自分の器を満たしてくれる者(=悠二)に巡り会えたのでそう易々と返してくれる気はなく。
もしかして零時迷子にはロリっ子を引き寄せる隠し機能があるのではうわ何をするやめろ
ヘカテーは基本無口ですが精神世界では饒舌なようですw。シャナの方へ気持ちがすっかり向いている悠二姫
「あなたはわたしのモノ。もう器を合わせたのだから。あ、あぁっ、あぁっ」
もうなんかエロすぎですこの人(笑)。ついに喘ぎ声までくるとはww
まあエロさはともかく器をより重ねたヘカテーの身体からは存在の力が溢れ出します。そしてその力を次々に吸い取る“探耽求究”の仕掛け。
「彼女が、この膨大な存在の力を生み出す仕掛けの、核なのだ」
「こいつを倒して、止める!」

アラストールさん丁寧なご説明ありがとうございます。
そしてシャナはとりあえず向かっていきますがビームシールドの如く展開している存在の力のバリアーのようなモノに防がれ、盛大なパンチラと共に吹き飛びます。
それでヘカテーの方はらちがあかないと分かったので今度は存在の力を吸い取る仕掛けを壊そうとしますが、そこは“探耽求究”の仕掛け。普通に防御されてしまいます。

「やはり、“頂の座”を止めぬ事には、どうしようもない。このままでは、街が崩壊する!」
「でも、どうすれば・・・」

一方精神世界では。
「御崎市が・・・。ダメだ、何とかしないと」
悠二もようやく何とかする気になったようです。しかしいくら相手の見た目が女の子でも実際には紅世の王。所詮ミステスで人並みの力しか持たない悠二が勝てるわけもなく。どうしましょう。
さて、オープニングで負けそうだったヴィルヘルミナの方は、案の定敗北し、ペルソナも消えてしまいます。しかし歩き出すベルペオルの足にリボンを巻き付け、歩みを止めさせます。

「もう少し、相手をしてもらうのであります」
「戦闘続行」

で、マージョリー姐さんの方はどうかというと。全力で戦ってお互いそれなりに傷を負っても周りの存在の力で即回復するので勝負はつかないまま続いています。

「ちっ、燃料がありすぎるというのもやっかいだな」
「そうね、永久に戦えそうだわ」

まあマージョリー姐さん戦闘狂だし戦いが続くというのはいいことなんではとか思いますけど。

「千変よう、これがテメエらの狙いってか」
「俺は、俺のヘカテーが満足できりゃそれでいいんだ」
「変態野郎め」
「お人形遊びって柄?」

うわ言い切られたw。ここまで言い切られるとちょっとシュドナイに同情心が(爆)。

そうこうしているうちに御崎市では過剰な存在の力による崩壊が始まります。玻璃壇では存在の力の流れが沈み込んで街が大変なことになっている様子がありありと映し出され、窓から外を見ると街の崩壊と共に道路を莫大な存在の力が流れる様子が見えます。
ここに来てようやく吉田さんの家も危ない気配になってきましたが、吉田さんは逃げようとせずそのまま踏みとどまります。
さて。その吉田さんが期待するシャナと悠二の方は。
シャナはヘカテーに近づこうにもバリアーで防がれ、吹き飛ばされます。
「くっ・・・、全然近寄れない!」
「坂井悠二をあそこから出すのだ!零時迷子を切り離せば、全てを止められるはずだ」

その助言に従って紅蓮の双翼を顕現させ、悠二の所へ向かうシャナ。しかしそう簡単に中枢部へ行かせてくれるわけもないと思いますが。
で、精神世界の方では。

「君は、僕の記憶や思いで自分を満たして、それで満足してるってのか?」
「あたしは、ずっと求め、祈っていた。」
「こんなことを・・・」
「そう。あなたに触れて、やっと分かった。あたしが求めていたモノは・・・」

そして、ここで悠二の記憶からシャナに名前を付けたときのことが再生されます。
「それは、あたし。あたしが求めていたのは、あたし。確かに存在している、あたし自身」
つまりこれは
ヘカテー様の壮大なる自分探しって事でFA(核爆)?
自分探しだけで街一つ崩壊させるとはなんと迷惑なお人でしょうw

「確かに、最初に器が重なったときから、君は、空っぽだった」
「今は・・・違う。わたしは、こんなにも満たされている」
「僕の思いで」
「今はわたしの思い」
「違う・・・。人の思いで自分をいっぱいにしたって意味無いよ!そんなの君じゃない」
「でも、トーチであるあなたも、坂井悠二の思いで満たされている」
「うん、だからシャナにあったときの僕は、やっぱりただのトーチだったんだ。でも、でも今は・・・」

お、これは、
悠二は精神攻撃でヘカテーに打ち勝つつもりか?
確かにヘカテーは精神的には不安定だからこれは一番効果ありますね~。そして悠二は
炎髪灼眼の討ち手を
泣かせたほどの
精神攻撃の名手。

これは悠二が勝つか?そしてついにヘカテーとつないでいた手を離して悠二の精神攻撃は続く。
「今は違う。あの時からずっと考えたり、悩んだり、思ってきたのは僕だ!だからもう一度はっきり言う」
揺さぶりをものすごい勢いで掛けられているヘカテーについにとどめの一撃が!

「僕は坂井悠二だ!君は誰、君だけの君はどこにいる!!」
「わたしは・・・」

そして精神世界で悠二が離れたこととヘカテーに大きな精神的ダメージが喰らったことでついにバリアーが破れ、シャナは仕掛けの中枢、悠二の所へと向かいます。
悠二
精神攻撃GJ!!

そしてシャナが夜笠から取り出した吸血鬼(ブルートザオガー)を悠二の目の前の歯車に投擲!
「悠二・・・お前は・・・わたしが守るっ!!!」
それによってついに仕掛けが止まり、悠二の周りにあった殻がはがれ・・・って、
え、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!
悠二が銅像みたいになってたの、
そのせいだったの!?

そして悠二は墜落し、石化状態から復帰します。
「シャナ・・・」
「悠二・・・」
「シャナ!」
「悠二!」

本当にラブラブですこの二人。ごちそうさまでした(←何が?)。
一方絶望にうちひしがれるのはヘカテー。

「わたしを満たしていたモノが・・・消える・・・」

そして悠二から追い討ちの一言。

「違うよ。僕の思いで満たされたりするわけがない。君は最初からずっと、空っぽのままだ」

過去最大級の精神的ダメージにうちひしがれるヘカテーを見ながら、床から吸血鬼を抜く悠二。そしてそれを使って存在の泉の仕掛けを破壊します。
正直ヘカテーに剣を向けた瞬間
ヘカテーを悠二が斬るのかと思った(汗)。

今回は特別なアイキャッチがないようで。ちょっと残念。
さて、存在の泉が止まった異変に皆さん気付きます。
お、ヴィルヘルミナ生きてたw
そしてなぜか起こった爆発により気絶していた悠二とシャナは目を覚まします。そしてついにここでシャナは自分が一番悠二を助けたかったことを表明します。
さてそんな良い雰囲気をよそにヘカテーは悠二の言葉からブラックホールに吸い込まれるような半分以上妄想っぽい想像に恐怖し、絶叫します。
そしてその悲鳴を聞いて

「ヘカテー!」

やはり一番最初に向かったのはこの男、シュドナイでした(笑)。
「ちょっと!リタイアは無しだっていったでしょ!」
慌ててグリモアに乗って追いかけるマージョリー。
少し遅れてベルペオルもこの異常事態に気付き、慌てて向かいます。
しかしもう遅く、ヘカテーは今まで貯め込んだすさまじい量の存在の力を放出し始めました。

このお嬢さんは
破壊神ですか(爆)。

一方シャナも悠二とベランダに出てこの様子を見ます。このままでは存在の力があふれて御崎市は崩壊するとのこと。そしてこの手段を打開するための手段が一つだけ存在するらしいです。それは
天破壌砕。
アラストールをこの世に顕現させるための秘法。他の紅世の徒と違い紅世でも神のような存在である本物の魔神だからこそ使える。顕現のための代償として、周囲にいる紅世の徒を一人代償にする。
ただ、アラストールはすさまじく存在が大きいのでこれを使ったフレイムヘイズは器が耐えきれず壊れてしまう。先代の炎髪灼眼の討ち手はこれにより命を失った。
まあこういうこと。

「そう・・・死ぬ。これは、炎髪灼眼のフレイムヘイズに与えられた宿命。・・・わたしはそれも全部分かっていて、アラストールと契約したの」

「シャナ」としての悠二を助けるという行動を果たしたから、次は「炎髪灼眼の討ち手」として世界のバランスを守る。どちらが欠けても彼女ではない。そしてフレイムヘイズは、使命を果たすためには命さえも捨てる。だからそれが死ぬことと道義だと分かっていても、それしか方法がないのならそれを使う。
「わたしは「シャナ」として、悠二を助けた。今度は、フレイムヘイズとして使命を果たす。それが『わたし』。でも・・・」
「坂井悠二、最早貴様を逃がす余裕はなくなってしまった・・・」
「行こう・・・」
「え?」
「僕は、とっくに決めてたんだ。シャナと一緒に行こう・・・って。その気持ちは、今も変わらない」
「悠二・・・」

最期の時にようやく実った、シャナの願い。「フレイムヘイズと」ではなく「シャナと」一緒に行くというかつてシャナが夢見たこと。
結ばれたその手に想いを重ね、二人は炎へと歩き出す。シャナのもう片方の手はコキュートスに添えられ、

「天破壌砕」

あ、アニメでは紅世の徒の生贄必要ないよう設定変更されたんだw。祝詞も読んでないし。
コキュートスが紅蓮の炎へと一瞬で変化し、周囲が炎に包まれる。そして二人が炎に包まれる瞬間、ついにシャナの告白も成し遂げられる。

「わたし、悠二が好き」

それに対する悠二の答えは微笑。この場となっては、もはや言葉を紡ぐ時は残されておらず、また言葉も必要とはされない。悠二とシャナは、共に死出の旅路を歩き出す。
そして、巨大な紅蓮の炎が星黎殿を飲み込んでいく。存在の力もどんどん消費され、さすがに逃げ足に長けた“探耽求究”ダンタリオンと、燐子のドミノは真っ先に我学の結晶を使って逃げ出します。
一方シャナの所へと急行していたヴィルヘルミナは、今まで一度だけ見たことがあり、そして一番見たくなかったものを見てしまいます。

「まさか・・・」
「天破壌砕」

パートナーであるティアマトーの口から告げられる、最悪の事態を表す言葉。先代の時も、今回の時も止められなかった。その鉄面皮の下に厚い情を隠し持つ彼女は茫然自失に陥ります。
するとここで助けに来てくれたのは、マージョリーとマルコシアス。

「なーにやってんのよ!死ぬ気!?」
「急げ!“天壌の劫火”に飲み込まれちまったら、終わりだぞ!」

意外と面倒見が良いマージョリーと、普段は軽薄な態度を取っていても根は優しいマルコシアスはヴィルヘルミナを強制脱出させます。
そういえば悠二とシャナの陰に霞んですっかり展開から置き去りにされていた破壊神ヘカテーも、すっかり茫然自失です。こちらを助けに来たのは、ロリコンシュドナイ。

「何もない、わたしは・・・。」
「大丈夫だヘカテー、お前はお前さ・・・。」

って何気なく抱きしめてんじゃねぇぇぇ!!>シュドナイ
こりゃシュドナイがヘカテーのハートを射止めたって事でFA(笑)?
ベルペオルも本拠地を失ったのになぜか全く悔しそうなそぶりを見せず脱出。これで仮面舞踏会の三柱臣は全員脱出しましたね。
そして星黎殿を崩壊させて、ついに“天壌の劫火”アラストールが顕現する。あー、こんな見た目だったんだ。原作でもイラストになったことはないからこれが初めてですね。それにしてもでかっ。

「チビジャリ・・・」

マージョリーとヴィルヘルミナもこの光景を静かに見守ります。
短かった顕現も終わり、御崎市に再び平和が訪れる。しかし天破壌砕で器が壊れ、存在が消え去ったはずのシャナの耳に、悠二の声が聞こえる。

「シャナ・・・」
「なに・・・」
「シャナ・・・」
「誰・・・?」
「シャナ・・・」
「悠二?どうして・・・」
「起きて!」
「起きる?だってわたしは・・・」
「シャナ・・・、シャナ!」

目を開けるとそこには悠二の姿。二人とも生きてました。全く状況がつかめないシャナにアラストールから事情が明かされます。

「お前の器が、我の全存在を受け止めたのだ。契約の時に、その大きさを感じてはいたが・・・」

つまりあれほど大きなアラストールの存在を入れることが出来る「人間としての可能性の器」を持っていたということらしいです。それに対する悠二の反応は・・・
「それじゃ、これからはいつでも・・・」

うぉい!!
悠二!!!

またシャナを半殺しにする気か
つーかお前にいたわりとか
そういう感情はないのな
この鬼め悪魔め
お前などさっさと
死んでしまえばよかったんだ

等々と視聴者に一瞬で考えさせたところで案の定アラストールさんからのお叱りが。よく言ったアラストール!!
そういえば、なぜ悠二は生きている?とシャナと視聴者が疑問にたどり着いたところで悠二が取り出したのは
火除けの指輪「アズュール」。
効果は存在の力を込めると使用者を炎から守る結界を出す、というもの。だから生きてたんですね。
ってちょっと待て!!
原作1巻でフリアグネがアズュールを持ってたのにアラストールの炎は防げず討滅されたんじゃなかったっけ(超核爆)?
設定変更って事にしとくか(ボソッ)。
さて、とりあえず自分たちが生きていることを理解したシャナが悠二と見つめ合っているのに恥ずかしくなって顔をそらすと、ただ白い布を掛けられているだけだったシャナの身体がむき出しに。
悠二は慌てて目をそらし、それに気付いたシャナが逆ギレする。いつものやりとりがまた始まったところで、屋上の扉を開けてヴィルヘルミナが登場。「失礼するのであります」と一言つぶやき、シャナを抱きしめます。この人もまた大事な人の消失を体験するところでしたからね。
それを見守るマージョリーとマルコシアス。この二人もしばらく御崎市に残ることを決めたようです。そして始まるのは当然佐藤家で酒盛り。ツンデレ佐藤と素直な田中、反応が両極端で面白いっすねww
そしてここでなぜかカムシンとラミーも登場。戦いの最後の最後でカムシン登場と思っていたのでここだけってのはちょっと残念だったかも。
さて夏休みも終わり2学期になって。シャナと悠二を見送る千草さんといういつも通りの風景が・・・って
ヴィルヘルミナも!?
しかもこれで全然動じない千草さんすごすぎ・・・。
二人が学校へ到着すると佐藤、田中も登場。するとここで
お、緒方さんにも出番が!
絶対でないものだと思ってたから驚きましたよ。数秒でも。セリフ付きだし。
そして下駄箱にて吉田さんと
池君も登場!!
もう物語内での存在が限りなく薄くなってたので喋るのすら久しぶりですねこの人(笑)。恋愛戦線への参戦を通告し、悠二と共に走り去ります。
第2期ではこの方面で少しは目立とうと言うことか?
そして残されたシャナに吉田さんが掛けた言葉は、
「今日から2回戦スタートだから」
え、えぇぇぇぇぇぇぇっ!!!
悠二へのシャナからの告白とかそういうのは予想範囲内だしアラストールの顕現でも死なないのは原作で実証済みだったからそこまで驚かなかったし緒方さんや池君の登場も最終話だからそこまで驚かなかったけど
2回戦だとぉ!?
そして驚くシャナに悠二を助けたまでが1回戦で今日から始まる2学期からが2回戦だとあっさり告げお互い頑張ろうね~、とさらりと言ってすたすたと歩いていく吉田さん。
あきらめが悪いというかなんというか(笑)
そしてシャナも2回戦も勝ち越す決意を告げ、吉田さんを追います。
そして、最後に空から御崎市が映し出されながら、悠二の独白で締め。
「僕たちはこれからも、変わらず歩き続ける。世界が外れる、ほんの少し前を・・・」
そしてシャナが映し出されて終了かと思いきや、
「灼眼のシャナ」
劇場版制作決定

え、
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!

劇場版だって!?
第2期はあると思ってたけどそれ飛び越えて劇場版!?
これはもう見に行くしかないでしょう。絶対見に行ってその上でDVD買いますよ。
たぶん夏休み公開と予測。原作の次巻が遅れるってのはこういう事だったんですね。これだったら納得です。待ちます。
では最後に
祝・劇場版!!

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