2013年4月7日日曜日

惡の華(アニメ版)のリアル感に精神抉られた話。

こんな連続でブログ更新するのは普段の自分からすれば珍しいのですが、昨日BSアニマックスで惡の華を見ていてコレは何らかの形で明文化しておかねば、と感じたので。

惡の華、アニメ版は原作とかなり絵柄が違いますが全編にわたってロトスコープ(実写で撮影をした上でそれをトレスしてアニメーションにする技法)を使っている、という点において大変意欲的な作品だと思います。
この手法自体ディズニーで使っているような有名な手法ではありますが一部分で使われることはあっても全編、というのは大変珍しいですし深夜アニメとしてこれくらい実験的な作品を持ってくるというのは十分アリではないかなと。
特に背景のリアル感、登場キャラクターの顔や体型のリアルさ、動きの挙動としてのリアルさはなかなか面白いなと感じました。作画が原作と違う点についても「メディアの違いを理解せよ(至言)」で済む話ですからね、別に同じような作画でやる必要はないわけですよ。

ただ、それ故に私は精神抉られたのでもう見ません(華麗なる手のひら返し)。

いや、作品に責任があるわけじゃないんです。この圧倒的にリアルな空気感を作り上げたことには拍手を送りたいですし、ED含めてとにかく今までにないものを作ってやろうという強烈な意思を感じます。
しかし、自分にとってはこのリアルな空気が耐えられませんでした。というか先生のノリとか男性陣の会話のノリから暗黒時代と化していた中学校時代を思い出してマジで辛くなってきたのでもう勘弁して下さいあばばばばば。

まさかこの歳になってそんな昔のトラウマ復活で苦しめられるとは思いもしてませんでしたよ…いやあコレはやられた…。今後も見続けると精神がやられそうなので自分はここでドロップアウトさせてもらうことにします。

このアニメについては視聴者を試しているアニメ、という評も見た覚えがありますがその観点から見れば自分は不合格だったようですw

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