2013年2月23日土曜日

[ラブライブ!]第6話PVの光る服はどうやって作ったのか考察してみた.

このpost見て気になったので。衣装のデザインが凝ってるのはアキバのカリスマメイド、ミナリンスキーさんこと南ことりちゃん(仮)がレイヤーとしての腕前を遺憾なく発揮したんじゃないかと思いますが確かにコレ謎ですよね。
ここでは光ってませんが
サビからめっちゃ光ってる!
ということで昨日夕方から夜にかけてそんな話題をTLで話したのでここでまとめておこうかと思います。

仮説1:LED仕込んだ。
一番無難かつ安価に済むやり方ですね。布全体が光ってる?
そんなのアニメ的誇張表現に決まってるじゃないですかやだー!
実際LED作画したら死にますしね…しょうがないね…。

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実際こういう電池式の買ってきて縫い込めば可能ですし、難しい電子工作も要りませんね。
秋葉原が近いこともありこの手の商品は簡単に手に入れられるでしょうし。おまけに安い。
おそらく洋服作成役のことりちゃんが一番苦戦するのは電池ボックスの固定場所でしょうか。取れてはいけませんしかといって見栄えが悪くなってはいけない、という。
ただしこの場合やはり「布全体が光っている」という要件については満たしていないため、他の方法についても思索してみる必要があります。

仮説2:Fiber Optics Fabric(光学繊維織物)を使った。
ハイいきなり出てきました専門用語!なんだそりゃ!!
こんなの。

どうやらLEDとファイバーを組み合わせることで(ファイバーの片側にLEDがついているはず)布全体が光るような繊維を作った、ということのようですね。
メーカーのサイトを見る限りでは洋服タイプの実例も出ていましたし、仮説1と同じくLEDなので問題なく電池駆動できます。
こいつをこんな感じのところから輸入して加工すれば、おそらく今回の要件は満たせるかと。

…そう。輸入しなきゃならないんです。日本でもどこかでは売ってるかもしれませんが自分は発見出来ませんでした。
ということで「秋葉原で手に入るならともかく、そうでなければ無理ゲー」というのが現実ラインでしょうか。

それでは布全体を光らせる方法など無いんでしょうか?…いや、ありました。

仮説3:ELシートを使用する。
半導体を使ったシートごと光る素材ですね。この素材の凄いところは仮説2のように近似的な実現の仕方ではなく文字通り面で光ってくれることです。
また,カットしても問題ありませんし,曲げても大丈夫です。おまけに薄い。今回の加工にうってつけですね。

そして仮説2と比べて大きいのが日本でも容易に手に入れられるということ。
普通にこういう販売サイトもあるくらいですし。
秋葉原の店頭で手に入るかは実際調べないとアレですが、ネット上で普通に売ってるのは大きいですね。

問題点はLEDと比べると主にインバータが結構値段高いことですが、まあ必要経費ということで。
根本的にあの子たちが光らせてるのはリボンとかスカートの模様くらいなのでそんなに大きくて高価なインバーターはいらないかと思われます。実際に面積計算して見積もるべきなのかもしれませんが。


ということで、ここまでの仮説から考えると彼女たちの電飾付きステージ衣装は布全体が光っているのをアニメ的誇張表現と仮定するとLED電飾、誇張表現でないならばELシートが現在の技術では無難ではないでしょうか。また無駄な知識を増やしてしまった…。

…この考察が何に使えるかって?次のコミケのコスプレ作成時の参考にでもしてもらえたら嬉しいです。
あと自分が調べた限りではこの辺り+反射材(これは光量の問題から棄却した)くらいだったのですが他にこんなのはどうよ?みたいな素材があれば是非知りたいところですね。

…ところでこの質問、μ'sの子たちがしたんじゃなかろうな?
LEDで光る服を作りたいと思い、その際に適したLEDを探しています。 - Yahoo!知恵袋 - http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1142579186

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