2011年8月17日水曜日

Lionが重くなる・発熱する件について。

さて、この間Lionについてファーストインプレッションを書いたところ、Twitter経由で「クリーンインストールしたら解決した。ひょっとしたらスノレパの何かが悪さをしているのかもしれない」という情報をいただきました。

今回はそれを踏まえてクリーンインストールをしてみましたので、それ関連の話などをしたいと思います。

さて、まず今回のクリーンインストールですが、いつもとは少々やり方が違います。普段ならばOSのインストールディスクを突っ込むところですが、今回はネットからOSをDLしてるわけですからね。
ではまず、クリーンインストールしたい方のためにも自分のやった方法をまとめておくことにします。
一応基本として、Timemachineなりなんなりでデータのバックアップは取っておいてくださいね。
1.一回アップグレードという形でLionを突っ込んでおく
2.オプションキーを押しながら起動(bootcampでOS切り替える時と同じですね)
3.RecoveryHDというのがあるので、そこから起動する
4.ディスクユーティリティからMacintoshHDを消す→メニューで戻ってあとはインストールの作業
5.Timemachineなり、それ以外のバックアップなりからデータの復旧をする。

できればTimemachineにも頼らず必要最低限のものだけバックアップとって、まっさらなところに全てインストールする方が確実ではありましたが、今回は正直面倒でしたしTimemachineでも十分っぽい雰囲気だったのでTimemachineから自分はデータを復旧させました。
と、まあこんな感じで一応クリーンインストールは完了です。調べた限りだとこれで平気なはず。
これでスノレパ時代の快適さが戻ってくるで…!と思ったものの、実際はそんなことはありませんでした。発熱の暴走はなくなりましたが、処理が重くなったり(それでも前よりは格段にマシになっているので一応効果は出ています)、ジェスチャ機能が暴走したり(触ってもいないのにMissionControlのSpaceが切り替わってたり、LaunchPadが起動したり)したため、イライラは今までと同じように。クリーンインストールとはなんだったんや…!
そこで、ちらっと起動してるプロセスを見てみたところ「hiutil」という馴染みのないプロセスがずいぶんCPUを持っていってるではありませんか。そこで一応調べてみたところ、ヘルプ機能関連のプロセスのようです。たまにこいつが暴走して調子が悪くなる例がある、とのこと。
そこでここに書かれた方法を参考に対処を行ってみました。
自分の環境では$HOME/Library/Caches/com.apple.helpd/Generated を見ても原因がわからなかったため、とりあえずはhelpedとhiutilを終了させてから
$HOME/Library/Preferences/SDMHelpData
$HOME/Library/Caches/com.apple.helpd

の2つを消して再起動、という方法をとりあえず取って、様子をみることにしました。
そうそう、今回Lionではライブラリのフォルダが非表示になっていますので
chflags nohidden ~/Library/
とターミナルで入力してくださいね。これで表示されるようになりますから。
一応現状見てる限りではhiutilの暴走も起きていないようですし、それからジェスチャの暴走や処理が重くなることも無くなったことも考えるとどうやらこれが正解だったのではないでしょうか?
今までの傾向としてジェスチャの暴走は発熱や処理の重さによって現れていたような気がするので、処理の重さと発熱が解決したことによって結果的に解決した、とも取れますが。
とはいえ、一応心配だったのでサポートコミュニティを見ながら自分がやったその他の作業を列挙しておきますね。
・ディスクのアクセス権の修復
・起動音の音量を設定するソフトのアンインストール(Lion未対応であるし、起動音はシステム周りと関わっているので悪さをしている可能性がある)
・起動項目からLion未対応っぽいのを外しておく(自分の場合はOfficeの更新確認かなんかのが禁止マークついてたので、それを外しました)

一応これらをひと通りやった後は、特に不具合もなくサクサク動いてくれてるように感じます。また何かあったら続報を言うかもしれませんが。多分大丈夫じゃないかな?
自分と同じような症状に遭遇した方は是非お試しを。そうでなくても一応hiutilが暴走していないかは一応チェックしておいたほうがいいと思いますw
では、今回はこんなところで。

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